私は犬の匂いが好きです。今うちにいる愛犬もその匂いに惚れてうちに迎え入れました。(といっても特別臭かったわけではありません)
しかし、いくら犬の匂いが好きだと言っても悪臭を放つような状態はよろしくないと考えてます。
匂いというのは、一種の健康のバロメーターにもなります。
普段の健康な状態の匂いを知っていれば、いつもと違うと感じた時に適切にケアができます。
まず、一番に気になるポイントは口臭です。
歯石が溜まったりすると臭いが強くなります。
そんな時は歯磨きをしたり、歯みがきシートで口内を清潔にすると、また普段のいい匂いになります。
二番目に気になるポイントは耳です。
耳の匂いは犬吸い(犬の匂いを嗅ぐこと)をする時に、後頭部の辺りで匂いを嗅いでいるとよくわかります。
いつもより強めに感じた時は耳掃除をしてあげると、耳の病気の予防にもなります。
三番目は体全体の匂い、いわゆる体臭です。
まず、散歩などで汚れたままではその臭いで本来の体臭がわかりません。なので、いつでも清潔に保つ必要があります。
そして、普段から愛犬の体臭を確認していると、体調が悪い時などに気づくことがあります。
今年7歳になる愛犬はほとんど病気知らずの子ですが、仔犬の時に自家中毒を起こしました。
嘔吐や下痢を起こす少し前に臭いがいつもと違うな、と思ったことを覚えています。
犬は人間とは違う匂いを持つ生き物です。
違うがゆえに気になることもあります。
特に犬を飼っていない人からすると「くさい」と感じるかもしれません。
しかし、私はそういった犬の本来の匂いは、犬を飼っている限り切り離せないと思っています。
それに健康的な状態の匂いというのは、わりと心地よかったりします。
それは私が犬好きなせいだとは思いますが。
愛犬の匂いのケアはまず嗅ぐこと。
普段からどれが本来あるべき匂いなのか知ることで、適切に除去したり残したりできるのではないかと思います。